名古屋駅前から徒歩3分、私の大好きな居酒屋さんがあります。
名古屋駅のツインタワーの真正面、ミッドランド・スクエアの足元にあるんです。 喜多萬 本店 ![]() 喜多萬、外観からもお分かりいただけると思いますが、この店はおよそ私たちが“居酒屋”という言葉で思い浮かべるイメージをほぼ具現化しています。 見事です。 店内には“炉辺風”にぐるりと馬蹄形のカウンターが伸び、壁際にはテーブル席。 “写真撮るような雰囲気じゃないなぁ、食べログあたりから拝借しよう”と思っていたら・・・これが全然ない! 考えてみれば、当然か。 お酒リスト ![]() 超有名、レア物などは特にありませんが、なかなかの品揃えです。 ちょっと面白いのは ![]() 日本酒度、アミノ酸度を表示しているんです。 ちゃんと解説もあります。 ![]() さて、この日は上喜元純米を注文しました。 枡までタップリついでくれました。 肴は鯖の塩焼きですよ。 ![]() 料理は豊富です。メンチカツやらザルうどんやら、殆ど飯屋です。 特に“美味い!”とか講釈するような料理ではないのですが、妙に惹かれる・・・味があります。 この辺も居酒屋。 さて、次はなににしようかな・・・。 そうだ、上喜元をもう一杯、お燗セットでちょうだいな”と頼むとこういうことになります。 ![]() お燗セットは50円。固形燃料は追加できます。 一個で一合、ちょうどいい加減ですね。 ![]() 特にどうってことはないんですが、「今夜は晩飯食べて帰ろう」って時に、安くて、旨くて、ホッとする店です。 まぁ・・・・・、昭和の夜ですね。 いつもありがとうございます。 FC2ランキング&ブログ村に参加しています。 ポチっと応援いただければ幸いです。 ↓ ![]() ![]() にほんブログ村 スポンサーサイト
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ちょっと前のことですが、例によって日帰り東京出張の日のこと。
神田新八“新丸ビル店”に行きましたよぉ! (本当は“聖地”に行きたいところですが、何しろ日帰りでは・・・・ね) その日、夕方6時頃、新丸ビルの5階、え~と、どこかなぁ・・・とフロアを行くと・・・ あ! あった、 う~ん、さすが! 神亀の菰樽が迎えてくれます。 ![]() 一人ですから、カウンターへ。 まずは・・・グラスのビールをいただきつつ料理を・・・ マグロのづけと焼き空豆(大好物!)を注文し さぁ、いよいよお酒を呑むぞぉ 板さんに声を掛けます。 青:酒をもらおうかな 板:お好みはありますか? こちらのお薦めでよろしい?(ややブッキラボウ気味) 青:いや・・・ 神亀をぬる燗で。 ここにきたら神亀呑まぬわけにはいかんでしょう。 板:(ニヤリと微笑み、小さく呟く)そうです 環は閉じました。 ![]() 神亀 純米燗 最初の一口に一瞬、糠を感じさせるひっかかりがありますが、次の瞬間にはそれも旨みに代わる不思議。 二口目にはもう感じません。 あとはスルリ、スルリと入っていく美味しい酒。 あぁ、いいなぁ・・・・ と思っていたら、もう終わってしまった・・・ もう一本、頼もう。 さっきの板さんがいないので、女性に注文します。「あなたのお薦めを頂戴」 すると・・・・ なんと、彼女はにっこり微笑んで1SB数本を取り出し・・・ 盃にとって試飲しています! そうして決めてくれたのがこれ! 会津娘 純米 ![]() 彼女曰く「亀さんより、少し強い目にしましたがいかがですか?」 まさにそのとおり! 神亀よりインパクトのある、これも旨い酒でした。 大正解です。いや、感服しました。 流石です。 新八、また寄ろう! そのうち本店にも行きたいなぁ PS.この店の盃、口当たりといい、掌の具合といい、軽さといい、最高です。欲しいなぁ・・・・・ いつもありがとうございます。 FC2ランキング&ブログ村に参加しています。 ポチっと応援いただければ幸いです。 ↓ ![]() ![]() にほんブログ村 |
土曜日のこと、これといった予定もなし。 気分は・・・ 何とはなしに・・・ つまんない。
そうだ! 「奥さんや、お酒を呑みに行きましょう」 これはごく自然な発想です。 ![]() と・・・いうわけで、名古屋へお出かけ。夕方5時からいそいそ向かったのは栄三丁目 囲炉裏どころ ひょうたん ![]() 5時開店の口開けで入店、「いらっしゃいませぇ~」と可愛い女性店員さんに迎えてもらい、 通された席は壁際 おぉ!こんなものが! ![]() 実は、このお店は初めてです。知ったのもつい最近、偶然前を通りかかり、お店のHPをみて酒のラインナップにビックリ! 「行こう! 早く行こう!」と思っていたのです。 お品書きによれば、そのラインナップは 東北泉 (本醸造@630、純米@840、純米大吟醸@1260) 十四代 (本丸@997、純米吟醸@1260) くどき上手(ばくれん辛口@787、純米大吟醸@1050)田酒(純米@997) 雨後の月 (純米@735) 飛露喜 (純米@787) 八仙 (無濾過純米@735) 奈良萬 (辛口純米@787) 月見不の池 (純米吟醸@997) まだまだあるけど・・・・以下略 まずグラスのビールで間をとって、料理を頼み・・・さぁ、奥さんや、呑みましょう! 十四代 本丸 グラス ![]() ガラスの皿にタップリです。 あぁ・・・、美味いねぇ、十四代 本丸 奥さんもお気に召したご様子、めでたい。 くどき上手ばくれん 竹筒 ![]() 私はこれが“初くどき” 期待の一杯! ですが、ちょっと冷えすぎでした。 グラスの方がよいですね。 ![]() この店はすべての席に(カウンターにも)囲炉裏があります。 そこでオーダーした料理をひとつ 左:蟹味噌の甲羅焼き(後でお酒=東北泉 本醸造を入れてチビチビと・・・・旨!) 右:イカのワタ味噌ホイル焼(絶品です!) ![]() あぉ~、美味しいわ もう一杯づつ呑もう。 八仙 純米吟醸と月見不の池 純米吟醸 をいただきました。 あぁ、楽しかった。 久々の外呑みでした。 奥さんもご機嫌そうです。めでたい。 ![]() 堪能しました! また行こ! いつもありがとうございます。 FC2ランキング&ブログ村に参加しています。 ポチっと応援いただければ幸いです。 ↓ ![]() ![]() にほんブログ村 こんなよろしいお店は、 こちらです ⇒ 囲炉裏どころ ひょうたん |
うぅぅ・・・・ お寒むうございます・・・・
師走も既に中旬となれば寒くて当たり前ですが・・・、 ついこないだまでは小春日和が続いてたのに・・・ ここ数日はめっぽう冷える。この寒さが身に沁みるのは・・・・やはり年齢かいな(アァ、イヤダイヤダ) そんな某日、久しぶりの友人(いや、あれでも一応“お客さん”だ)と「一杯やろう」と出かけた先は、私の事務所から徒歩数分 ![]() 週なかの水曜日、店内はと見渡すと・・・ 相変わらず空いてるなぁ。 大丈夫かいな・・・と心配しますが、わけの分からん輩には教えたくない。 店主よ、頑張れよ。 カウンターに陣取って、まずは酒器を選びます。 私の好む杯型が多いのがうれしい。 ![]() ↑ つきだしには、注文とは別に日向燗がついてきました(喜多の華 蔵太鼓 純米+10) さて、酒は何にしようかな・・・ あ? いいのあった! 即決です。 「もへじ」をください! ※「私に~」などと言ってはいけない。 はい! という店主の返事が嬉しそうです。 ニコニコしながら一升瓶2本(ん?)抱えてやってきましたよ。 「平成7年と10年がありますが、どっちにしましょう?」 この店主、まだ若いです。 ちょっと変っていますがナカナカやります。 二人とも7年をチョイス。私は冷や、友人はぬる燗を所望します。 大阪府 秋鹿酒造 秋鹿 純米吟醸 槽掛吊搾 無濾過生原酒 へのへのもへじ 上槽2007&2010 ![]() では、乾杯! うん! 美味い! フンワリとした口当たりといい、奥からスーっと静かに昇ってくるような吟香といい、それでいて決して軽くない心地よい存在感、旨みが充ちてきますよ。 当地ではめったにお目にかかれない秋鹿。 やはり、この店は当たりでしたね。 次は友人と交代で、私が燗、 これもいいなぁ・・・いや、店主の薦めのとおりこっちが本命かも・・、美味いよぉ。 ぬる燗でフンワリ感がさらにでました、冷のときより軽やかに昇ってくる感があります。 美味いわァ・・・・ 店主がまたニコニコしてやって来ましたよ 「せっかくだから、2010年も一杯どうぞ!」って、ついでくれちゃった! ありがとう! おぉ!これも・・・ 美味い・・・けど・・・・・ 若造が肩ひじはって「どうだ!うまいだろう! ![]() 明らかに、先ほどの2007年はやはり大人になっています。 私の軍配は迷わず2007年です。しかし、時間が酒を仕上げる、好い例をみさせていただきました。 店主、アリガトネ。 勉強になったよ。 さて、「もうひとつ、面白そうなのある? 任せるよ」とたずねると、 店主、冷蔵庫をひっかきまわしながら「こんなのどうでしょう。“もへじ”とは対極ですが」といって出してくれました。 広島県竹原市 竹鶴酒造 竹鶴 合鴨農法米雄町 純米酒 ![]() “うぉわー!竹鶴どぅわあ~! ![]() 竹鶴酒造、日本のウィスキーの父、ニッカウ井スキー創設者 竹鶴政孝氏の生家。 「燗して美味い酒」に特化した酒造り。石川杜氏は誰が呼んだか「酒ゴジラ」 造る杜氏も出来たお酒も ゴツイ! そもそもこの色をみて、一発で友人はひきましたよ(わからんやっちゃ、呑んでからひけ! ん?) もちろん燗で出してもらいます(竹鶴を冷で=ちょっとしたチャレンジです)。 含めば・・・ あぁ、すごい・・・ 濃い!米の旨みが一杯です、旨いぞぉ! ちなみにこの酒、17BYです。 隣の友人も「・・・・これ、すごいけど美味いな・・・」と言うておりました。 善哉々々 あぁ、満足だ。 秋鹿で始めて、竹鶴でしめる・・・ 中とばしもいいところだけど、面白い夜でした。 さぁて、みこしを上げましょう、と思ったら、また店主がなにか持ってきた。 もう呑めないよ・・・・ な~に? ん?黒いよ? ![]() 「うちで持ってる古~いお酒です。こんなになるんですよぉ!」 そう、彼のコレクションですが・・・・・ 左の黒いのが「醤油」 ではなく「達磨正宗1999年」 右のは・・・・・・「ひこ孫 1998年」 すかして見ると黒い滓がいっぱい! 達磨正宗は最初からそれようの商品ですが、ひこ孫は普通のやつを十二年保管している、というもの。 いつ開けるつもりなの? ここまでくるとキッカケがつかめなくて。 う~ん、そうだよね。 さすがの私も飲んでみたいような・・・怖いような・・・、でもやっぱり・・・ちょっと気になる (我ながら、因果な性分だなぁ) 開ける時には教えてよ、といい交わしつつ、お開きとしました。 さぁ、帰ろう! 愛しい母ちゃんが待ってるぞ! ※ 酔ったのか? こと問う きゃつの 声のするらん おまじないやし ほっといてんか (詠み人知らず) 長々と書いてしまいました。 最後までお付き合いいただき、ありがとうございます。 FC2ランキング&ブログ村に参加しています。 ポチっと応援いただければ幸いです。 ↓ ![]() ![]() にほんブログ村 |
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