ケンミンショーではないですが
我々、愛知県人にとって
味噌とは! すなわち!! 赤味噌!!! 私が子供の頃にはどこの家でも“うちみそ”を作っていました。
母ちゃんやら、お祖母ちゃんやらが大豆から仕込んで味噌を作り、豆の姿が残った赤味噌を摺り鉢ですりすり、旨い味噌汁をいただいたものです。
そんななかでも最も有名なのが岡崎八丁味噌
赤といううより殆ど“黒”の硬~い味噌です。深い味わい、文句なしに旨いです。
ともに西暦1600年代創業の老舗「八丁味噌(屋号は“カクキュウ”)」「まるや八丁味噌」の2社が、現在も伝統を継承しています。
先日、カクキュウ八丁味噌さんに伺いました。
愛知県岡崎市八帖町
合資会社 八丁味噌(カクキュウ)
本社建物と本社蔵は平成8年に国の登録文化財となっています。

正面には「宮内庁御用達 八丁味噌」の文字が誇らしげです。
数年前、NHKの朝の連続ドラマ「純情きらり」では、ここカクキュウの味噌蔵が舞台になりました。
工場長曰く
「宮崎あおいさんは可愛かったですなァ・・・ふふふ
フ 
」 幸せそうです。

←味噌樽! 中身6トン+重石3トン!!

↑裸電球です。
実は・・・以前は蛍光灯だったそうですが、「純情きらり」撮影の際から裸電球に変えたそうです。
風情があります。
ところで、“溜醤油”をご存知でしょうか? 味噌の熟成過程で染み出した汁をすくいだしたもので、通常の醤油よりもコク・旨みが深くて美味しいのですが、八丁味噌は重い重石を乗せてギュ~と搾るためこの“溜”がでないそうです。
コクも旨みも全部、味噌の中に凝縮しているわけです。
いや、勉強になりました。
見学を終えて味噌蔵から出れば、残暑
厳しい 日差しが
ギラ~リ!
ときましたが・・・
あぁ・・・味噌汁がほしいな・・・・
やっぱり味噌はソウルフードだね、と再認識しましたね。
お、おまけです。
(その1)
写真はありませんが、工場内で作業するフォークリフトには「竹千代」「日吉丸」などの名前がついていました。
社長さん(ご当主19代目 早川久右衛門氏)の命名だそうな。 いいねぇ

(その2)
数年前の東京出張での出来事。
昼食にはいったお店のランチメニューは“鯖の味噌煮”=大好物 ⇒ 「ランチ、ください」
数分後、やってきた料理をみて私の目は点になりました

・・・だって・・・味噌が白いなんて・・・・白いサバミソ・・・・ カルチャーショックでした。
いまだにあのショックは忘れられません・・・・

以上!
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