早いもので、中津川の会からもう一週間。
しっかり出揃った皆さんのアップを拝見すると「いやはや、皆さん凄いなぁ」と、改めて自分の力不足を痛感してます。 全くまだまだ修行が足りませんね。 猛省しております。 ![]() さて、最初にお断りします。今日の話は・・・ “嘘やろぅ” と思えるようなよくできた話なのですが・・・一切盛っていません。 私自身、なかば信じられない思いですが・・・実話です。 先週の月曜日(中津川の会の翌日)、私はちょっとした用事とお疲れ休みをかねて休暇をとっていましたが、お昼頃には用事も一段落したので、お酒を買いに出かけました。 お目当ては「大信州」、家から車で30分ほどのお店にあるのは見つけてあり、ずっと気なっていたのです。 しかし、走り出して暫くすると迷いがでてきて・・・「ちょっと、遠いなぁ。次回にしようかな、今日はあっち(近めのお店)にしよう」と、コースを変えました。すると、ふと、このコースの途中に以前(2~3年前)よくビールを買いに行った店があるのを思い出したのです。 「大したものはなかったと思うけど・・・寄ってみようか・・・」と立ち寄ったのです。 あくまで気まぐれ、思いつきで2~3年ぶりにはいったその店に・・・・・ ありました。 岐阜県中津川市 三千櫻酒造 三千櫻 純米R ![]() 店に入った正面奥、冷蔵庫のとなり、ずらりと並ぶ棚の3段目。2本ある・・・、一瞬我が目を疑いました。 手に取ると日付は・・・10.1月・・・まる一年前。ラベルの一部はこすれて痛んだ部分がある。 棚の紹介POPには「見切り品」という黄色い紙が貼ってある。 「なんで? なんでこんなところにある? 蔵元にも店聞いたけどご存知なかったし。一年間もこの店の棚で寝てたのか?」 迷いました。 買うか? 一年店晒しだぞ。 あんなにあちこち探したのに? 三千櫻買うならヒトリ君のとこで買ってあげたい。 ・・・・・・ でも、この偶然ってなんだ? 棚の前でおじさん一人、黙考して一升瓶に話しかけます。 ・・・・ お前、俺を呼んだのか? 呼んだんだな? よし、分かった。 買いました。 ともかく一本。 ※お店の人に聞くと、大阪の問屋さんから入れたものだそうでした。 支店には、昨年12月入荷のものもあったそうですが・・・ ![]() 開栓して・・・、香りは感じません。 色は黄灰色がかっています。 含むと・・・ ヒネ香はない、ホコリっぽいような不快感など微塵もありません。 しかし・・・・ おや? わずかに山廃のような・・・・ チーズを感じますね。 と、なれば燗をしてみよう。 うん・・・・ 美味い。 大丈夫、なにも崩れていない。 旨みがあがって良い味わいです。 普通の店頭で1年間も、こうして呑まれるのをじっと待ってたんだね。 山田杜氏の言葉を思い出しました。「うちの酒はそんなにヤワに造っていません」 ![]() 感服いたしました。 こんなお話です。嘘みたいでしょ? でも、本当なんですよ。こんなこともあるんですねぇ。 さて、店頭に残したもう一本は・・・・? 今日ね、きちんと引き取ってきましたよ。 ![]() ※それと、先週ふってしまった「大信州」。 店頭で、「いろいろあるなぁ、どれがよろしいか、年三さんい教えてもらってから来るべきだったかなぁ」と迷いながら、一本購入しました。 こちらはまた改めて、ご報告しま~す。 いつもありがとうございます。 FC2ランキング&ブログ村に参加しています。 ポチっと応援いただければ幸いです。 ↓ ![]() ![]() にほんブログ村 スポンサーサイト
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