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永遠の0
今日は、休日出勤の振替休暇をいただきました。

で、このところ通勤電車で読んでいた文庫を読み終え・・・・涙を拭ったところです。

百田尚樹著 「永遠の0 (ゼロ)」 講談社文庫刊

   永遠の0 講談社文庫

帯には、雑誌「一個人」の特集でしょうか、「2009年 最高に面白い本大賞 第1位」とあり、添え書きは俳優の児玉清氏で「僕は号泣するのを 懸命に 歯を喰いしばってこらえた。が、ダメだった。」とあります。

物語は、終戦から60年目の夏、司法試験浪人の青年が、姉とともに母方の祖父の生涯を調べはじめるところから始まります。
彼らは、祖父が特攻で亡くなったことは知っていましたが、数少ない生存者たちの証言は、祖父のさまざまな顔を明らかにしていきます。
抜群の腕前、しかし「死にたくない、生きて帰りたい」と言っていた兵士・・・・、臆病者とののしる者、尊敬する者・・・・・・
小説の中身を言ってはいけませんから、これ以上ストーリーは追いません。

読み進むうちに、次第に祖父「宮部久蔵」は私の中に形を成し、場所を占めてきます。
そして、最後にいくつかの点がつながった瞬間・・・・・号泣とはいきませんでしたが、涙がこみ上げてきました。

私の父親も兵隊にとられましたが、幸いにも(!)外地へ赴くための輸送船が沈められ、国内で終戦を迎えました。 しかし、叔父が一人、潜水艦で戦死しています。
我々は、戦争と直接関わった人々と接点を持つ最後の世代です。

毎年、夏が近づくと戦争と平和の声が高まり、マスコミは特集を組み、テレビでは特別ドラマが仕立てられ、文化人は声高になるけれど・・・・・・・・、本当に大事なのは、戦争に臨んだ名もない人たちの本当の声を伝えていくことだと改めて感じました。

しかし、それができる時間は・・・・・・もうあまり残されてはいません。

もちろん、この小説はフィクションですが、あの戦争は何だったのか、そこで何が行われたのか、そこで戦ったのはどんな人たちだったのか、問い直す機会になると思います。

よろしければ、是非、読んでみてください。






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【2010/06/17 17:00 】 | 本の事 | コメント(2) | トラックバック(0) |
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コメント

貸出希望(^o^)丿
【2010/06/18 18:57】| URL | さちこ #-[ 編集] |
Re: タイトルなし
じゃ 日曜日にね
【2010/06/19 09:12】| URL | 青の50号 #-[ 編集] |
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